伊勢志摩の真珠

Pearl

伊勢志摩の真珠

真珠について

About pearls

種類によって価値が変わる真珠

結婚式などのフォーマルな場に欠かせない真珠。女性なら誰でも一つは持っていたいアイテムではないでしょうか。真珠は長く使えるものなので、中にはご自分のお母さんやおばあさんから受け継いだものを使っている方もいるでしょう。
真珠は貝が作り出す奇跡の宝石です。形や色など様々な種類があり、採れる場所も海だけでなく湖でもとれます。種類によって特徴も価値も異なります。

真珠の種類

Types of pearls

アコヤ本真珠
代表的な真珠

もっとも代表的な真珠で古くは古事記や日本書紀にも登場します。
『真珠』と聞いて皆さんが頭に思い浮かべるが、おそらくこの「アコヤ真珠」でしょう。
現在、日本で養殖される真珠のほどんどが「アコヤ真珠」です。
母貝自体が手のひらくらいの大きさなので真珠自体もそれほど大きくありません(約2mm~約10mm)。
真珠の色は大きく分けると、ホワイト・ピンク・グリーン・イエロー・シャンパンゴールド・ブルー・グレーと7色です。
形は貝の性格上、きめの細かい結晶を分泌するため、他の真珠に比べても丸くなる確率が高いと言われています。

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花珠(はなだま)
最高品質の真珠

真珠の場合、見た目を基準にして決めますが、花珠とは「巻き・照り・キズ・形・色」全てにおいて最高品質の真珠のことです。
真珠科学研究所の基準は、下記の通りです。

■6ミリ以上のホワイト系アコヤ真珠に適用します
■形はセミラウンドまで許容範囲とします
■まきは0.4mm以上とします
■キズ(面)は真珠科学研究基準でチェックします
■照りを最重視し、輝きと干渉色の両面を真珠科学研究所基準でチェックします。

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南洋黒蝶真珠(黒真珠)

一般的に黒真珠、タヒチ真珠と呼ばれている南洋の黒蝶貝から生まれる真珠です。
真珠の色は、黒系・緑系・グレー系・赤系などがあり色の多様性があるのも特徴的です。
真珠貝の中でも特に活動的な方で、貝の中で真珠が回転してサークルを巻いた真珠やバロック型真珠も多く見られます。

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南洋白蝶真珠
南洋真珠最大の真珠貝

南洋真珠最大の真珠貝(30cm以上になる場合もあります)である白蝶貝から採れる真珠です。
その真珠貝自身の大きさから直径19mmくらい育つ真珠が採れることもあります。
貝殻内面の周辺部の色によってシルバーリップとゴールドリップに分けられます。
真珠の色は、主にホワイト・シルバー系クリーム・ゴールド系に分けられますが、アコヤ真珠のようにブルー系やグレー系の物もあります。

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淡水真珠

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天然色の他にも色が豊富

主にイケチョウ貝という大型の二枚貝から採れる真珠で、日本では琵琶湖や霞ケ浦で養殖されています。
しかし、市場に並ぶ淡水真珠の多くは中国から輸入されています。
形は一般的に楕円形の物が多いですが、ライス・ドロップクロス・ステック等、様々なタイプがあります。
色も天然に出るホワイトはもちろん、オレンジ・ピンク・ローズ等豊富であることが特徴です。
最近では、養殖技術の向上で、一見あこや真珠や南洋真珠と見間違うほどの真円で大粒の物もあります。

ケシ真珠

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人工核を持たない小粒真珠

真珠母貝の生殖巣の中にできるケシ粒のように小さく人工核を持たない小粒真珠です。
養殖期間中に母貝が砂の粒などの異物を体内に取り込み、それが核のような役割となって形成されます。
形は楕円形や小石のようないびつな物もあります。

マベ真珠

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独特な光沢を持つ真珠

マベ貝は熱帯、亜熱帯海域、日本では奄美大島より南の琉球列島に生息します。
真珠は半球型で色はシャンパンクリームが主流で独特な光沢をしています。
また近年では、養殖技術の向上で半球型に加え、珠型の物も少量ながら採れつつあります。

伊勢志摩の真珠

Pearl of Ise Shima

ベビーパール
伊勢志摩でしか養殖されていない
希少な真珠

ベビーパールとは、伊勢志摩でしか養殖されていない別名「厘珠(りんだま)」と呼ばれる希少な真珠で、直径5mm未満のアコヤ真珠のことです。
厘珠は、伊勢志摩でも限られた職人しか作ることができない貴重な真珠です。とても小さな核を、1つの貝に複数入れて作るため、高度な技術が求められます。
伊勢神宮のお膝元に店舗を構える当店でも、厘珠の養殖を行っております。
珠が小さく繊細なベビーパールは、お呼ばれだけでなくカジュアルシーン、オフィスなど様々な場面で活躍します。
伊勢志摩でしか生みだせないベビーパールアクセサリーを是非、当店でご覧ください。

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本物の真珠とイミテーションパールの見分け方

How to distinguish real and counterfeit

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皆さんは本物の真珠とイミテーション(偽物)の真珠を見分けることができますか?
見る人が見ればその違いが分かると言われる真珠。しかし、本物の真珠(本真珠)を見慣れていない人にとっては、本物と偽物(イミテーション)の違いすらよく分からない、という方も多いでしょう。そこで、本真珠とイミテーションパールの違いや簡単な見分け方をご紹介いたします。

本物の真珠(本真珠)

天然真珠または養殖真珠の「貝から取れた真珠」のことを指します。イミテーションに対し、「本物(本当)の真珠」という意味で「本真珠」とも呼ばれますが、天然・養殖真珠の総称とお考えください。
※一般的には『本真珠=養殖あこや真珠』と捉えられています。

◆天然真珠
人が全く関わらず偶発的に自然に貝が生み出した真珠。
◆養殖真珠
人の手で母貝に核入れ等をして貝が生み出した真珠。

偽物の真珠、イミテーションパール

工場などで機械や人の手で作られたものがイミテーションパール、偽物の真珠です。
フェイクパール、人工真珠、模造真珠とも呼ばれ種類も様々あり、プラスチックやガラス製のものから、貝殻の核に真珠塗装を塗り重ね、より本真珠に似せた「貝パール」などがあります。

見分け方1 “テリ”・光沢・輝きの違い

イミテーションパールは、ギラギラとした輝きが特徴的です。
半面、本物の真珠は、柔らかで深みのある上品なテリが特徴的です。貝から生まれた真珠層をもつ真珠独特の輝きで、優品ほどこの虹色のテリ・光沢が増します。

※真珠層とは、貝が真珠を生み出す際に核を中心に形成する結晶の積み重なり。

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見分け方2 感触や重さの違い
僅かなザラツキ感

イミテーションパールはツルツルとしていますが、本物の真珠は僅かにザラッとし、ひっかかるような感触があります。貝からできた真珠は、顕微鏡などで拡大してみると表面に指紋のような真珠特有の成長模様が見られます。
これが触ったときに感じる“僅かなザラツキ感”を与えるわけです。模造真珠にはこれらの真珠層はありませんので、触ってもツルッとしています。

重さや冷たさの違い

本真珠は硬くずっしりとした重たさを感じるのに対し、イミテーションパールは柔らくふんわりとした軽さがあります。
また、本真珠は柔和な輝きに相反し、手にとって見るとヒヤッとした冷たさを感じるのも特徴的です。

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OYAMA PEARL
女性を輝かせるパールアクセサリー
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